ロンドンから、お久しぶりです!


【姉のKaoruより】


6月末、イギリスがEUを離脱した日に渡英をし、

ロンドン生活がスタートしてからあっという間に2ヶ月半が過ぎました。


妹ちゃんは、1歳1ヶ月の豪ちゃんのロンドンまでの12時間のフライトと、

渡英後の家の片付けのサポートのために一緒に渡英をし、

はじめの一週間はロンドンで一緒に生活をしてくれました。

はぁ、改めて、優しい妹ちゃん♡



書きたいことがいっぱいですが、

友達から良く聞かれたことだけ先にブログに書いてみようと思います。


①『1歳の豪ちゃんを連れて12時間もフライト大丈夫だったの??』


いろんなことを心配しない私もさすがに12時間フライトは豪ちゃんが泣いたり

退屈したり大変じゃないか、と思っていましたが、

なんと豪ちゃんはここでもマイペースぶりを発揮。

よく食べ、遊びは席の上でゴロゴロする程度で済み、良く寝てくれました。


おかげで私と妹ちゃんは、3本も映画をみることができました♪



豪ちゃんにとっては大好きなmaikoねーちゃんもいるし、


優しいCAさんたちがいつも声かけてくれるし、楽しかったのでしょうね♪


バシネット(簡易ベッド)を用意してもらいましたが、

位置が高く、私の首くらいの高さに設置されていたので、

寝ている豪ちゃんを置くことができず、断念。。

でもお腹の上で良く寝てくれました。

私はトトロになった気分でした。


(画像、お借りしています)




②『ロンドンは子育てしやすいって本当?』


まだ2ヶ月しか過ごしていないので、深みのあることはお伝えできないのですが、

子育てしやすいなぁと思っています。


ハード面は、建物や道、地下鉄の駅などはエレベーターがないところが多く


バギーを抱えて移動しなければならないという不便さはありますが、

ほとんどの場合、見知らぬ方がお手伝いをしてくれます。

お出かけするたびに、感謝ばかりさせていただいております。


地下鉄では、子連れで乗っていると5メートルくらい離れたところに座っている方でも、

席を譲ってくれたりします。

日本ではバギーでバスには場所をとるし乗りにくさを感じますが、す

車いすの方が優先ではありますがバギーを3台ほどおけるスペースがあり、

プレッシャーなく乗ることができます。



スーパーもどこのスーパーも道が広くバギーでお買い物がしやすいです。

パブも、子供ウェルカムなところが多いです。


あとは、街中や電車やバスの中、

どこでも周りの方が小さい子が大好きなようで、

「Lovely♡」とか、「Gorgeous!」とか「Beautiful」と声をかけてくれます。

豪ちゃんはどこにいっても誰かの優しい視線を感じて、満足そうです



最近誰もが僕のことを構ってくれるだろうと言わんばかりに、

近くにいる方をじーっ♡とみつめて愛想を振りまいています。


ハード面の不便さは、人の優しさ(ソフト面)でカバーしている。

そんな気がしていて、居心地の良さを感じています。


その他、ママの働き方や遊べる施設など、

子育てのしやすさについては、わたしも学びながら書いていきたいと思います。


長くなってしまいましたが、

ここで妹ちゃんにバトンタッチなので、まだまだ続きます♪



【妹のオグマイより】


おねーちゃん
ブログかなり前から
書いてくれていたのに、
なかなか書けなくてごめんね。

あれね、
結婚すると
家族の付き合いが増えるのね!
少し前から一緒に住んでいたから、
入籍しても、そんなに生活が
変わらないないと思ってたのに。。
いやー、激動だったな〜笑

そんな感じでブログを
放置していたオグマイですσ(^_^;)

姉がイギリスのことを書いてくれたので、

私も姉と渡英した時のことを

書いてみようと思います!


渡英する前に、日本とイギリスにいるい二人の知人から

一人の人物を紹介されました。

しかも、時差8時間もあるのに、ほぼ同じタイミングで!!!

強い縁を感じずにはいられませんでした(;゜0゜)

その方は、

世界を旅する『ドゥーラ』さん。


そんなわけで、

今回は『ドゥーラ』について

お話ししたいと思います。


「オグマイさん。そもそも、『ドゥーラ』なんですか??」


『ドゥーラ』とはもともとはギリシア語で「女性を援助する女性、奴隷(women's servant)」を意味してて、現在では妊娠、出産、育児を援助する女性のことをいいます。主に陣痛・分娩期の女性とその家族に付き添い、マッサージ、励まし、情報提供などいろいろなかたちでエモーショナルサポートを提供する方です。


日本でも、”産後ドゥーラ”という言葉を耳にするようになってきました。

医療者ではない方が専門的な研修を受けて、産後のママのために育児や家事をサポートする。そういう方がいてくれるだけで、産後のママは心強いと思ます。

最近、私の助産師学校時代の恩師も”ナーシングドゥーラ”という協会を立ち上げました。こちらは看護師がドゥーラとなり、産後ケアに携わっています。

http://www.doula-support.net/


世界を旅するドゥーラさんの名前は
木村章鼓さん。二児の母。
元CAさん。ご自分の出産体験からドゥーラに興味を持ち、出産の文化人類学を学びに学校へ。その後、ドゥーラとなり、ご主人の転勤から世界を旅するようになりました。


システムは様々あるようですが、彼女は妊娠期から産後まで関わってくれます。
妊娠期は、妊婦健診に付いていったり、連絡を取り合って身体や心の状態、嬉しいこと不安なことも話したり。
もちろん、どんなお産にしたいのか
を聞いていきます。
少しずつ、
妊婦さんの性格や背景を知り
少しずつ
信頼関係を築いていきます

出産が近くなると、オンコール体制で
陣痛の連絡を待ちます。
「私はこの一ヶ月は、彼女に捧げているの。」さらっと言った彼女の言葉が印象的でした。

お産の時は、
もちろん助産師もいます。
これだけドゥーラさんと信頼関係築いていると、助産師は医療的にお産の介助をしているだけかなぁ。
というのが、助産師としての
私の率直な意見でした。
(私は産後病棟だったから、分娩室病棟の助産師は、また違う意見かもしれません。)

産婦さんに寄り添いながら、
お産介助をしたいけど、
ずっと1人の産婦さんには
付き添っていられないのが
一般的な病院助産師の現実。 

陣痛の時、
産婦さんは孤独になるのが
一番辛いと思う。

そんな時、ドゥーラがいてくれれば
産婦さんは安心、リラックスする。
助産師も安心して離れられる一方で、
ちょっと「寄り添う」というケアを取られちゃった気分。

でも、章鼓さんの話は違いました。
「私は、助産師とチームでやるのよ!」と。

「アキコ!産婦さんが〇〇になったら呼んで!」
「(助産師を呼んで)□□になった。どうする?」
しっかりコミュニケーションをとっているんだなと感じました。

お互いのやり方はあると思いますが、
母子ともに健康な状態のお産、
産婦さんが希望するお産に近づける
というゴールに向けて
情報をシェアし合いながら、
チームでお産全体を介助する。
そんな印象を受けました。

この話を聞いて
姉にとって
私は、
妹でも、助産師でもなく
「ドゥーラ」。
それが、しっくりきました。

日本では
妊娠期から産後まで切れ目のない
支援をと言われています。
まだまだ先の話になるかもしれませんが、妊娠期からのドゥーラ、
当たり前の世の中になるといいな。


豪ちゃんへ
LINE電話で「あなた、誰?」みたいな
様子で私を見る豪ちゃん。
私は、あなたのママのドゥーラだったのだよ〜
日本に帰ってきたら、一緒にお話ししようね。

今回、ご紹介した木村章鼓さんの
ブログ。私はざっくりしか書いてないので、詳しく知りたい方は
コチラへ
https://nomadoula.wordpress.com/

ドゥーラに関してはこちらもオススメ
http://www.blog.crn.or.jp/lab/03/


☆1歳4ヶ月と13日目の豪ちゃん☆
ハイドパーク内にある、ダイアナメモリアルパークでお砂場遊び♪

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