お産スタート!?

【姉のKaoruより】


前回の妹のブログを読んで、

「お産が始まりかけたあのころ、Maikoはそんなことまで考えていてくれたのか」

と今さらながらに気付いたことがあり、

妹の心優しさに心打たれた姉なのでした。

ありがとう。


さて、前駆陣痛だと助産師さんに言われながらも、

痛い、痛い、これは陣痛だ!

と信じきる私。

20時くらいから何度も助産師さんがチェックをしにきてくれたけれど

いっこうにモニターには変化がないのをみて、

「痛いのに、モニターが反応しないんです」

とモニターを疑い始めた私(笑)。


23時すぎにようやく

「LDRに行きましょう」と助産師さんに言われ、

『やった!まだ5月5日生まれ間に合うかも!』

なんて思った私。


「ベッド周りの荷物を全て片付けて、LDRに移動をさせます。お手伝いしますね」

という言葉に、

『おい!!この痛みのなかで荷物を片付けろと!?』

と思いながら、病室にいた他の妊婦さんがすでに寝ているなか、

そろーりそろーりと荷物を片付け、家族に電話をし、

LDRに移動。


LDRに到着をし、ベッドの上にあるお産用のガウンに着替える。

ショーツのどでかさと、パンパースみたいな巨大パッドにぎょぎょ!!


視力が悪いので、豪ちゃんがお腹から出て来る瞬間が視界不良だった、

なんてことがないように、コンタクトに付け替える、冷静な私。


そんな間に主人がLDRに到着し、なんだかほっとする。

妹の麻衣子もこんな夜中に横浜の実家から駆けつけてくれました。


お腹にモニターをつけて、

ベッドに横になって、

さーー!!お産がスタート!?




【妹のMaikoより】

いやー
お産モード全開ですね〜

戦闘準備開始!!( ̄^ ̄)ゞ
といわんばかりの様子。笑

私の迷いには
まったく気付いてなかった
みたいですね〜ハハハσ(^_^;)

今回は
普通のお部屋から
LDRに移る条件(私の職場の場合)
についてお話しします。

陣痛キター\(^o^)/の巻で、
陣痛の定義はお話ししましたよね?
(LDRでの過ごし方②を見て復習してみて下さい!)  

条件はいくつかあります。
・陣痛キター\(^o^)/
・赤ちゃんちょっと元気ない?
(先生に相談してLDRに行くか決めます)
・一度生んだことのあるママ
(生んだことのないママよりお産が早く進むので、早めに移ります)
最後に
・陣痛キテナイ_φ(・_・けど、
本人の希望が強く、家族の立会いがある場合

とされてます。

そんなわけで、
姉は最後の条件が適応して
LDRに移ったわけです。

お産に繋がらない痛みを
一人で耐えるのはツライ。
でも、
お産には繋がらなかった時の
なにもできないくらいの
身体の疲れ。
そして
心の痛み。

「こんなに頑張ってるのに、
こんなに痛いのに、
なんで!?なんで出てきてくれないの!?」

それは
一人で耐えるには
酷過ぎます。

だから、
「家族が一緒」っていうのが
条件に入るのかな
と思います。

結局、
あの時 私は
姉に前駆陣痛であるとは告げず

助産師としてではなく
家族として傍にいることを
選択しました。

お産に繋がらない
心の痛みを
一緒に受け止めることにしました。

おねーちゃん
豪ちゃんに会える!という期待に輝いたおねーちゃんの顔。
少し不安気なダンナさんの顔。
よく覚えているよ^_^
私はどんな顔してたのかな。

豪ちゃんは
あの時 どう思ってたんだろうね〜

☆生後109日の豪ちゃん☆

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