お産スタート!?その後の話

【姉のKaoruより】


またまた、前回の妹のブログを読んで疑問に思っていたことが解決しました!


疑問に思っていたのは、

『なぜ前駆陣痛だと助産師さんはわかっていたのに、LDRに移動をさせてくれたのか』

ということです。


・陣痛キテナイ_φ(・_・けど、

本人の希望が強く、家族の立会いがある場合


というのがあって、私はこれに該当したんだと!

そんなに強く希望したつもりなかったけど、

でも頭の中は、

「規則的に来てる、きたきたー陣痛!」って思い込んでいたから、

もしかしたらあの時はLDRに行かないと気がすまなかったのかもしれません。



そんなわけで、陣痛が来ていないのにLDRに行ってしまった(笑)、

当時の記憶の振り返りの続きを。


主人が駆けつけてくれました。

「いよいよだね!」と元気づけてくれて、身の回りの片付けをてきぱきと。


妹のMaikoがやってきました。

私服に割烹着みたいなのを羽織った状態できました。

「あれ?ライトな感じだなー」と思っていましたが当時はあまり気にせず。


でも、今はあの格好の意味がわかります。


Maikoは冷静な感じでした。さすがプロだ、落ち着いている。と思いました。


でも、今はあの冷静さの理由もわかります。


ベッドに横になって、お腹にモニターをつけて、痛みの波がくるのを待ちます。

…あれ?なんだか痛みがさっきより和らいでいるような。。


「痛みはどうですかー?」と助産師さんが確認にきてくれました。

「荷物を運んでいるうちに、陣痛が遠のいちゃったみたいです」と私。


でもベッドに横になると、多少モニターの波と数値が大きくなって、

「あたたた・・・」なんてことを繰り返していました。

主人と妹が手をにぎったり、腰をさすってくれたりしてくれました。


真夜中3時くらいになると、お腹がすいてきました。

力が出ない。。

でも痛い。

そして眠い。

意識朦朧。。


寝てると痛みがくる、、

みたいなことを一晩中繰り返していましたが、

だんだんと痛みが弱くなっていくような。。


明け方になって、助産師さんに

「お産につながらないようなので、一度病棟に戻りましょう。

ご家族も一度ご自宅に戻ってくださいね」

と言われる。


こんなに痛かったのに、疲れてヘロヘロなのに、生まれてこないのーー??

という絶望感と、

一晩一緒にがんばってくれた主人と妹に申し訳ない気持ちと

一人取り越されてしまう悲しさが押し寄せてきて、

ベッドで涙。。


妹よ、あのときの姉はこんな気持ちだったのだよ。。


お産につながらないと分かっていながらも真夜中にかけつけてくれて、応援してくれて、

ありがとう。



【妹のMaikoより】


そっか。

そんな気持ちだったのね。。。ホロリ(;_;)

 
今回は
「お腹がすいて、力が出ない」
と、アンパンマン的な発言がありましたので、そこをお話ししてみます!


そもそも

お産は

一世一代の大仕事!!( *`ω´)

というくらいエネルギーが必要です。

エネルギーといえば、

食べ物と飲み物。


「しっかり食べて
お産に備えて下さい!!」


と言いたいとこですが、

姉は諸事情により(いつか姉が書いてくれると思います)


食べ物ダメ〜

飲み物ダメ〜

点滴だけ〜


の三拍子。

前駆陣痛から、
陣痛に変わることもあるけど、
時間が経つにつれ
スタミナが切れていく。

姉が痛がってる時に

「アンパンマンになって、
私の顔をあげたい!!」

と、真剣に思ったくらい。
それほどエネルギーって大切。

でも、
そういうお産の方針だったから、
なにも出来ず。

泣いてる姉を見ながら、
明日も食べれなかったら
同じ結果になっちゃうかも。。。

そんな風に悩んでたら、
LDR、
姉の入院してた病棟、
私の働いてる病棟のスタッフが

「おねーちゃんどうだった?」
「あなたも辛かったわね」
「気持ち切り替えて、明日がんばろ」
など、みなさんが声をかけてくれました。
また、食事についても
「朝ごはんだけ出してもらえないか聞いてみようか?」
みんな優しい(;_;)
ありがとうございます(;_;)


私が元気じゃなきゃ
おねーちゃんが 
安心して産めないじゃん!!
がんばる!!
そんな思いで、明け方の病院をあとにしました。

おねーちゃん 
おねーちゃんのおかげで、
自分のいる職場のみんなが
心根のあったかい人たちばっかり
なんだなって気付けたよ。
いい人たちと仕事してるなって嬉しくなったんだ。
気付かせてくれてありがとう。


☆生後110日目の豪ちゃん☆

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