雄叫び

【姉のKaoruより】


妹が立ち会い出産について書いてくれていましたが、

主人は2日連続徹夜のような状態のなか、懸命に私のことをサポートしてくれました。

自分は痛くないけれど目の前で痛がっている妻を元気づけるのは、

眠気との勝負だったでしょう。


一晩目は夜中に起こされ病院へ、陣痛が去ってしまい、

一度帰ったと思ったら再び病院へ呼ばれ、

二晩目はお昼頃から豪ちゃんが生まれる夜中の3時くらいまで。

そのあと主人は会社に行ったのでした。

ハードスケジュール!!

今でもとても感謝しています。



さて、LDRにいたときに記憶に残っているのが、

叫び声。

LDRが5部屋ほどあったのですが、隣の部屋から妊婦さんの苦しそうな

うめき声&叫び声が。

しかも数時間も続いていたような。


でも数時間後に、

「おぎゃ〜!」と赤ちゃんの泣き声が!!おめでとーう!!


LDRを散歩していたときも、各部屋から

うめき声のような叫び声が漏れ聞こえ、痛みのすごさを想像させます。

でも、その部屋からもまた「おぎゃ〜!」と泣き声が。


そんな場面を何度も耳にし、

「よし、私も叫べるくらいになったら赤ちゃんにそろそろ出会えるということだ!

がんばろう!!」と散歩をしていたのでした。


そして、ついに叫べるときがきた!

「子宮口がそろそろ全開になりますので、いきんでください!」と

助産師さんに言われ、

思い切り声を出していきんでみる!!


すると、

「声を出すと力が逃げてしまうので、叫ばないでくださいね、

お腹の赤ちゃんも苦しくなってしまいますよ〜」

と助産師さんよりご注意をうける。


出産=叫ぶ

と思っていたのにそうではなかったようです。


その後はふんっと目を見開いてお腹に力を集中させる。

たしかに、母親学級や両親学級でも、

リラックスして、声は出さずにおへそをみてくださいねー。

と習ったのでした。


分娩まであとちょっと!!




【妹のMaikoより】


お産はいつくるかわからない
ダンナさんは仕事がある
そう思うと、
一緒に赤ちゃんを迎えられるって、
奇跡だなって思います。

ちなみに、
奥さんがされて
イラっとされることも
ちょっと紹介。笑

痛いのに
ダンナが眠ること。
痛いのに
ダンナが携帯いじってること。

がよく聞かれます〜σ(^_^;)
世のパパ予備軍のみなさん
気をつけてくださいね〜笑 

ではでは
今回は
雄叫びについてですかねσ(^_^;)

出産といえば、
あーーーっ!!!
うーーーっ!!!
んぁーーっ!!!

確かに目をつぶって叫ぶと
力が入って
お産が進みそうですが。。。

実は、
声だしたり、目をつぶると
力が一箇所に集中しづらい。
赤ちゃんの出口とは
違う方向に力が入ってしまい
エネルギーだけがどんどん使われてしまいます。

じゃ、なんでみんな叫んでたの??

って話になりますよね。
それくらいまでくると
叫ばずにはいられないんです。
いきみたくって。
それくらい
新しい生命のパワーって
すごいんです。

そんな状況の中で
姉は冷静だったとおもいます。
しっかりスタッフの話すことに
耳を傾け、実行していました。

おねーちゃん
いつもなにかある度に
「母親学級や両親学級でいってたことが役立った」
と言ってくれたね。
担当したスタッフも、

「お姉さん
一番前でうなづきながら、
聞いてくれて嬉しかったです!」

「お姉さん
場を盛り上げてくれたんですよー」
と、嬉しそうに報告に来てくれたんだよ。
スタッフに元気をくれてありがとう!
私たち助産師は
ママたちの笑顔とありがとうに支えられています!^_^


☆生後115日目の豪ちゃん☆
いつの間にかすごい格好になっていた真夜中の豪ちゃんです。

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