世界のお産や育児をサポートする人
『SOIS』とはですね、
総勢15人の専門職の方々と
すごい時代になったもんですな〜
今回のテーマは『性教育』。
日本でもある議員さんの発言が、ちょっとしたニュースになってますよね。
実は、すごく幅が広い分野です。
男女の身体、妊娠、出産、避妊、性感染症、性虐待、セクシャリティ、デートDV、自己肯定感、自分を大切にすることetc
話し合いは
「助産師がやることなの?」
「なんで助産師がやるの?」
「親がやった方がいいんじゃない?」
というような話になったり。
一般的には
保健の先生や保健体育の先生がやってる学校が多いようですが、
なぜ、助産師に依頼するのかというと
日々、命の現場にいるので
という理由からのようでした。
学校でお話をする時は、
指導要領に沿って行うのでNGワードがあるようです。
(これは、学校によりけりです。)
使わないで性感染症予防について説明してください」など。
日本はそうやって曖昧な性教育をしてきているから、
テレビで性的なシーンが流れると、家族で気まずい雰囲気が流れたり
親に性的な相談ができなかったりするのかな。
わりとオープンな私でさえも、若い時はそうでした。笑
ただ、学校によりけりなので、
NGワードなしできちんと話してくれるところもあるし、
NGワードありきでも、話す方の力量によってきちんと話してくれるところもある。
飲み会で『性教育』の話題になった時
35歳の私の世代でも、若かりし頃に聞いた話は、
同じ地域でも学校によって、全然違っていました。
「同じ日本の学校で、大事な性教育を平等に受けられないのはいかがなものか。」
「学校の性教育、意味なくない??私が親だったら、自分で子どもに伝えたい。」
正直、そう思ってました。
子どもをもつ友人にこう言われたことがあります。
「オグマイは助産師だからそう思うかもしれないけど、
普通の親はどう伝えればがいいかわからない。
自分が伝えたとしても、他の全ての親が伝えているかなんてわからない。伝えている内容も違うかもしれないし。
せめて自分の子どもの相手になる人には、きちんとして知識を持っててほしい。
うちは女の子だから、余計にそう思う。」
親が伝えられた方がいい。
でも、最低限、足並みを揃えるためにも
集団で教育を受けることも必要なんだ。
一児の母である彼女の言葉を聞いて思いました。
そんなことを思い出しながらのミーティングは、
およそ2時間に及びました。
いろんな話が出まくりましたが、心に残ったことだけ綴りまーす。
・親が身近な相談相手になれるように
性について、自分の言葉で具体的にさっぱりと子どもに伝える。
(それが難しいようであれば、その伝え方を専門職やできる人が親に伝えていく。)
・ママ同士で、子どもや夫婦の性ついてのオープン会話ができる機会をつくる。
(私、これできるかも。)
・親で対応できないこと、親に言えないことがでてきたら、専門職のいるところへ来るように伝える。場所や連絡先もわかるようにしておく。
(役所の保健師さんだとハードルが高いらしい。保健の先生だと、学校に知られたくないことだと言えない。かかりつけの産婦人科をもっておくのも、いいのかな。民間の電話相談なら話しやすいのかな。)
・性教育の分野が幅広いので、他職種が協力して性教育を継続的に行なっていく。
書きたいことはたくさんあるけど、とりあえずこんな感じで。(^^:)
あと、ミーティンングでいくつか参考になる本があったので、
これから読んでみようと思います。
世界の性教育事情から、日本の性教育の方向性を考えるのに役立ちそうかなー
一応、題名だけ載せておきます。
”国際セクシャリティ教育ガイダンス”
”教科書で見る世界の性教育”
子どもに伝える時、具体的にはどうしたらいいの?という方々のために
SOISの勉強会をまとめてくれている
スペインの助産師、直子さんのブログのリンクを貼っておきます!
これは、実際に性教育を行なっている方々何人かに
どのように行なっているかを
直子さんが聞いてまとめてくれています。すごくわかりやすいです!!
ちなみに、以前、私が働いてみたいとブログで紹介した
『妊娠SOS東京』のメンンバーの方からもお話を聞かせていただいています♡
おねーちゃん
よくよく考えたら、おねーちゃんは専門職じゃないのにメンバーなんだね。笑
楽しいことに人を巻き込んじゃうパワーが
尋常じゃないところあたりが
おねーちゃん。すごいわ〜!!!!
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