産後のココロ②の2 娘VS母(実母)
【妹のオグマイです】
さて続きです。
母に言われた言葉について考えてみます。
「自信を持ちなさい!」
「ネガティブに考えないように、言わないようにしなさい!!」
母は、自分の意見を私に押し付けたりはしないけど、
私がマイナス思考な発言をする度に言われました。
これは私が思ったことだったり、
事実であったりで(例えば、「手首が痛い。老化かなぁ」とかね。)
ネガテイブ発言ではない気がして、
なんか正直、腹落ちしなかった。
母は
「昔の自分はもっと大変だったのにできていたから、
あなたもできるわよ」というようなことを言ってくれました。
でも、私はずっと眠かったし、せいちゃんのお世話をすることで精一杯で
「できる」とか「できていない」とか
そんなことを考えるところには、いませんでした。
そんな私に、母は時折、苛立ちを感じていました。
「気を遣いすぎ、自信がない、マイナス発言が多い」
そんなところが、
大切な愛する娘にみえてしまうのは
母として
悲しかったのかもしれません。
幸せにみえなかったのかもしれません。
(ママ、そんな思いをさせてしまっていたらごめんね。)
私は、初めての育児に奮闘する最中
母に
何を
どう伝えればいいんだろ。
うーん、わからん。。。
そんな状態でした。
「腹落ちしないその根っこには
腹落ちできないほどの大切な何かがある。」
容易に腹落ちしない夫と過ごして
会得した私の考え方。
そこを掘り下げていくと、今まで気づかなかった自分の思考や価値観に出会えたりする。
私は、それが結構好き。
今回の根っこにはどんな出会い??
では、ザクッと掘ってみよう!!
そもそも
自信は人に言われて、獲得できるものではない。
失敗や経験を積み重ねて、
自分自身で「できた!」という成功体験をして、獲得していく。
そして、
マイナスな思いを吐き出すことは大切だし、それをなかったことにするのは苦しい。
誰かが思った発言を
プラスととるかマイナスととるかは
聞いた人(この場合は母)の解釈次第であって
発言自体は、事実にすぎない。
すごくシンプルなことだけど、ここは私の譲れないところらしい。
どうして譲れないのかは、私のルーツにあると思う。
(ここは、もうちょっと掘って行く必要がありそうなので、次回掘ってみます!)
それに気づくことができたのは、母の発言のおかげ。(ママありがとう!)
今回、里帰りしてみて思ったのは、
自分が親になるタイミングで
心の土台や性格を育んでくれたひと(私の場合は母と父)の育み方に
実際に触れることができる。
自分が育った過程を疑似体験してる感じがする。
これは親になっていく自分にとって大きかった。
どんな子に育ってほしいんだろ?
どんな親になりたいんだろ?
答えはないと思うけど、夫と考えていきたいな。
ママとパパへ
おねーちゃんが1ヶ月近く里帰りしたあと、間髪入れずに私が里帰り。
相当疲れていたはずなのに、快く私とせいちゃんを受け入れてくれて本当にありがとう。
せいちゃんがすくすくでっかく育っているのは、ママとパパのおかげです。
これからも、せいちゃんをたくさん愛してあげてください♡
※追記
育児雑誌mikuの自己肯定感の特集。
このブログを書きながら
なんか心に残ったので、全文載せておきまーす。
自分のマイナスの感情(イヤだと言う、だだをこねる、親の意に反するものを欲しがるなど)を出して、それを受け止めてもらった経験がないと、そういう感情を出してはダメだなんだと思ってしまうこともあります。この「受け止める」ということは、何でも子どもの思い通りにすることではなく、共感することです。
手のかからないいい子になっている場合は、子どもが自分のいいところも悪いところも両方出せるようにすることが大切です。子ども自身に選ばせたり、泣いたりわめいたりも受け入れること。そうすることで「あ、こんな自分でも存在していいんだな」と確認できるのです。
「いい子」の概念を変えていかなくてはなりません。ただルールを守る、我慢するだけでなく、適切に自分の気持ちや、甘えや、主張を表現できる。自分の気持ちを相手に伝え、相手の気持ちもちゃんと受け入れることができる。私は、いい子とは、自己肯定感が育まれている子だと思います。
自分を信頼できる、自分に自信があると、やればできるという意欲がわき、困難なことにもチャレンジしようとします。でも、自分に自身がないと、「どうせダメだ」と物事に向かう気力がなくなってしまいます。
親はつい「そんなに引っ込み思案だったら、幼稚園で友だちができないよ」などと、不安を与えて、無理矢理尻を叩いて自立を促そうとしてしまいがちですが、そういう自立はすごく不安に満ちた自立。困難にあたると、すぐにぽきっと折れてしまいます。
でも、親から十分な安心感をもらって、「いつまでも甘えてちゃ格好悪いな」と自ら離れていくのが本当の自立。十分に甘えて安心感を得ると、自立できるのです。
お下がりのプレイジムで遊ぶせいちゃん!我が家はお下がりだらけです!
みなさん有り難く使わせていただいてます♡
0コメント