せいちゃん 初めての旅

【妹のオグマイです】


「せっかくだし用事が終わったら、温泉宿に泊まろうよ!」


旅の2日前

初めての車日帰り旅は、

夫の一言で

初めての車一泊旅行に変わった。


せいちゃんは2ヶ月半くらいで、お宮参りという一大イベントが終わりばかり。

まじっすか。。。

心の中で私はつぶやきました。



私は、初めての車一泊旅行は

夫の実家(長野県の安曇野)と決めていた私。

宿に泊まるのはいろいろ調整がきかないし、丁重にお断りすると

「せっかく車借りるのに、同じ時間かけて帰るだけなんて、僕疲れちゃう。」
と、捨て犬みたいな目をして夫が言った。

正直、コレに弱い私。(−_−;)


「そうだね。いい機会だから行こうか。」

私は、自分とせいちゃんの荷造り、姉にチャイルドシート、父に車を返却を翌日でよいかの確認。

夫は自分の荷造りと宿の手配。


持ち物 オムツどれくらい?

洋服何枚?うんちや吐き戻しで汚れるもんなー。

車旅長い。おもちゃ何持っていく?

寝るところは?普段はベビーベッドだけど、お布団に川の字でいいかしら?


施設環境も気になるし、私も宿の手配状況を確認。

幼児って項目しかないけど、乳児って知らせなくていいの?

アウトバスってなに?お部屋にお風呂ないのかしら?

このご時世に、なんとメール問い合わせがない。そして電話も繋がらない。。。


夫は「大丈夫!どうにかなるって!」の一言。

この言葉が、吉とでるか凶と出るか。


旅行当日

「お昼は途中でテキトーに買えばいいよ」

という夫の楽観的な言葉を信じきれない私は、おやきとおにぎり、ポテチとアーモンド小魚、水筒にお茶類を持っていく。


案の定、お昼にありつけず。笑 

でも、軽食過ぎてお腹は満足しない。

結局、ポテチとアーモンド小魚もたいらげた。


思ったよりも用事に時間がかかる。 
17時ごろ、宿から電話がかかってきた。
施設にお風呂自体がないので、20時までにきてほしいとのこと。
アウトバスとは、外の温泉宿にお風呂をもらいにいく システムだったのだ。

それを聞き、夜ご飯を食べる時間がないことが判明。
スーパーにお弁当を買いにいくも
「ぼく、ここのお弁当食べたいのないな。」と買わずに出る。

お蕎麦さん行きたいという夫に
授乳の時間と重なるから外食は難しいと伝えると
「えっ。。。」と非常に残念そうな顔。

結局、セブンのお弁当。。。


自由気ままなペースの夫。
夫婦だけの頃と同じようには
いかないんだなぁと
夫も思ったんじゃないだろうか。(思ってほしい!)

せいちゃんのお風呂どうする? 
と聞くと
「赤ちゃんって温泉入れないの?オムツ取れてないとダメなの?  」 
と夫。

「ボーッといきてんじゃねーよ!!」

チコちゃんがいたら怒ってほしい。。。



結局、こうでした。

私が先に入って夫は
セブンのお弁当食べながらせいちゃんと待つ。
私は温泉につかりながら、
せいちゃんをどうやってお風呂に入れようか考えてばかり。

そして、試行錯誤しつつも、 お風呂からあがり、せいちゃんをお風呂に入れる準備(脱衣籠にバスタオルを敷く、自分の荷物を整理してロッカーにいれる)をする。

その後、夫とバトンタッチ。
せいちゃんをお風呂に入れるため、
私はもう一度、大浴場へ。  
せいちゃんは温泉は入れないので、
シャワーだけで済ませる。

でも、もったいないから温泉についてせいちゃんに説明。
シャワーが終わると、
せいちゃんはバスタオルを敷いた
脱衣籠に入れられて私の着替えをまつ。ジャニーズもびっくりの早着替えをし、せいちゃんの着替え。

せいちゃんが泣き始めると、
おばちゃんのお客さんたちが
可愛いわねとあやしに来てくれる。  せいちゃんは話しかけられて
終始ご機嫌だった。
こりゃいいなーと、居心地よくなった私は、ついでに授乳もしていき、お客さんとの会話を楽しんだ。

温泉でほこほこ。
宿ではコタツに入り、ぬくぬく気分。

夫が自由気ままな人だから
温泉にも来れて思い出もできた。
準備をきちんとすれば、
思ったよりも子連れ旅は楽しいし、
家族(特に私)がたくましく成長する。結果オーライかな。

そんなことを思いながら
川の字っぽく、親子三人布団で寝る。

翌日、ひんやりとする空気と湖、
美味しい朝食がやってきた。

私の目の前でニコニコする
夫とせいちゃんを見て
2人の笑顔がずっと続くために
私にできることって何かな。

そう思いながら
夫にせいちゃんを預け、
朝からごはんをお代わりした
私でした。

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