電車 ドキドキ 時々 出会い

【妹のオグマイです】

実は私、
週イチで横浜の実家に帰ってます!!
小川町から約2時間の列車の旅。

せいちゃんギャン泣きしないか
ドキドキ。

そして、
回を重ねるごとに
受援力高まっていくのを感じます。笑


私が
だいたい狙うのは優先席の端っこ。
ベビーカー連れで奥側の優先席にすわると、ベビーカーが席を2つ分の幅をとってしまう。


少しどければ座れるんだけど、
そこまでして座ろうと思わないのか
赤ちゃんの隣はイヤなのか
私の隣はいつも空いている。
混んでくると、それがちょっぴり申し訳ないなと思う。


そんな気持ちでいた私の隣に
60代後半くらいのオレンジ色のコートをきたおばあちゃんが来てくれた。


孫のお世話の帰りだというその女性に
なぜか
せいちゃんもすぐ懐いて
指を握っていた。
そして
彼女はこんな話をしたくれた。


「この前ね、電車が停電かなんかで
止まって動かなくなったの。
わりと人がいっぱいの電車でね。
その中に子連れのママがいたの。
人がいっぱいで暑かったのかしらね。
赤ちゃんが泣き出しちゃって。
ママは頑張ってあやしてるんだけど、泣き止まなくてね。申し訳なさそうにしてた。

そしたら、誰かわからないんだけど
どこか遠くの方から声がしたの。

『私、赤ちゃんの泣き声好きですよー』って。

それを聞いて
『私も』『私も』って
みんな口々に言ったり
首を縦に振って
大きくうなづく人もいたの。
ママはすごく喜んでいたわ。」


「あぁ、そんなことってあるんですね。
そのママはすごく嬉しかったでしょうね。
私、新聞に投稿したくなりました。笑」


「あなたもそうかなぁと思って
いま、話したくなったの。ウフフ。」

彼女は目尻のしわが
深くくっきりするくらい
笑顔でそう言った。


別れ際、ホームから
何回も何回も手を振ってくれた。
私は、目頭がほんのり熱くなるのを感じた。


週に一度の小旅行。
子連れの電車はドキドキするけど、
時々、こんなステキな出会いもある。


せいちゃん
次は
どんな出会いがあるのかな。
また指を握りたくなる人に出会えといいね。


せいちゃん
運転デビューしました。笑

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