愛おしい人のために知って下さい

妹のオグマイです!

産後うつについてのコラムを書きましたので、FBで公開したものを、こちらでもシェアします!

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【傷付けてしまっても伝えたいこと】

このコラムを書くこと
正直いうと悩みました。
きっと
私の母を傷付けてしまうだろうから。
ブログにも似たようなことを書いているんだけど、ブログは母が読むので、
一番辛い時期の気持ちは、触れないように心の奥底にしまっていた。
母に、今回のコラムを読んだら傷付けてしまうかもしれないと話すと
「なんでそんなこと書くのよ!?」
そう言われて
私は母を傷付けてしまうかもしれないことよりも、産後うつのことを
伝えたい!伝えなきゃ!
って気持ちが優ったから書いたんだと
気付いた。
結局
「そんな時期の気持ちは、お母さん忘れちゃったから、読まないわ〜今せいちゃんがいて楽しいし〜!」
ってことになりましたけどね。笑
娘を大事に思っている親御さんこそ
知ってほしい。
あなたのかける言葉で
こんなにも産後のママ(娘さん)は
揺らいでしまうことを。
ママだけじゃない。
パパも家族も、みんなに知ってほしい。
愛おしい人のために
産後うつのことを知ってください。

| 多くの出産現場を体験した助産師の私が、産後ケアの重要性を説く理由

「産後うつ」という言葉を聞いたことがありますか? 2018年の秋、国立成育医療研究センターが深刻なデータを発表しました。一昨年までの2年間の人口動態統計を活用し、出産後1年未満に死亡した女性について分析したところ、自殺が92人で最も多かったのです。次いでがんが70人、心疾患が24人などでした。 自殺した時期をみると、出産後すぐの1か月で10人、9か月で13人。1年を通して起きていました。専門家は多くが産後うつなどが関係しているとみています。 (出展:国立成育医療研究センターHP) 病院でも遅れている産後うつのケア 産後うつは、周産期における精神疾患で最も頻度が高く、わが国では、産後3ヶ月以内に10~15%の女性が罹患しています。産後1ヶ月から1年以内に発症するといわれ、原因として生物学的要因では妊娠や出産による身体と心の変化、心理社会的要因では不安やストレスなどさまざまな因子が関係しています。 産後うつはママの疾患に留まらず、パートナーのうつ病、赤ちゃんとママの愛着障害、虐待などとの関連が知られており、予防と早期発見・治療が重要とされています。   産前は出産のこと、妊娠中の身体のこと、赤ちゃんの成長のことが気になり、なかなか産後のことまで考えられません。でも、産後はすぐにやってきて、それからは産後のことを考える余裕なんて全くありません。 「私は産後うつにならないから大丈夫!!」という言葉をよく聞くのですが、誰しもがなる可能性があるのが産後うつです。   日本では、産後は里帰りが一般的ですが、各自治体でも産後ケア事業が行なわれており、訪問や電話相談、1ヶ月検診時の相談窓口などがあります。最近は、助産院や産院での日帰りや宿泊の費用を補助する自治体もでてきていますが、ごく一部です。 それ以外には、産後ケアに特化した産後ケアセンターという施設もあります。産後ケアセンターは、日本では、経済的に余裕がある人、妊娠中から身体的・精神的に問題がある人、産後の体調が思わしくない人などが行くイメージがあり一般的に定着していませんが、アジアではわりと身近存在です。

laxic

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