あなたの笑顔にありがとう!

【妹のオグマイです】 

すっかり初夏のような気候ですねぇ。
木陰の心地よい風を感じながら
徒然なるままに呟いていきます。
(と言いながら、家の中でブログ書いています。笑)


ある晴れた日の金曜日。
いつものように実家に向かうため
東武東上線の電車に乗っていた。 

保育園から
「あそぼーあそぼー」という絵本を
もらったので、人も少ないし
せいちゃんに絵本の読み聞かせしていました。
平和だなぁ。
そんな言葉しか出てこないくらい
穏やかでした。

あの人がくるまでは…

次の駅で
向かいにマスクをした
挙動不審な動きをするおばちゃんが座った。
おっ、これはヤバイかも。
かなりキャラ強めだわ。
彼女をマスクおばちゃんと命名した。

次の瞬間、マスクおばちゃんは
「あそぼーあそぼー」
という絵本を持って
ベビーカーに座っている
せいちゃんを見つめていた。

ヤバイ!!
私は、
アニメ ワンピースのカタクリのように
少し先の未来を瞬時に予測した。(・_・;

時すでに遅し。

「えっ?えっ?あそぼーあそぼーって私?私に言ってる?」


いやいや
せいちゃん絵本持ってるだけよー
ってか、まだ喋れないし。
と思いながら黙って微笑む私。

「えっ、たまごボーロ食べる?
チョコは?」
いや、まだ食べれないよー
的なことを丁寧に話し、
やんわりお断り。

「えー。じゃあ、どうやって遊べばいいの〜?」

むむう。
マスクおばちゃんは
まだ食いついてくる。

「そこで座って笑いかけて下さるだけで、この子は喜びます!
それで十分ですよ〜」
と、満面の笑みで心をこめてお話し。

…したけど、
せいちゃんの可愛い笑顔と
豊満な太ももの目の前に
どうしても諦めなきれなかったのか
マスクおばちゃんは言った。

「お相撲しよう!!」


お相撲!?
なに?その選択肢!?
意味わかんないよ。。。
私が混乱している間に
「はっけよーい!のこったのこった」
と相撲は始まり
そして、堂々と
せいちゃんの太ももを触るメガネおばちゃん。満面の笑み。

いつもニコニコのせいちゃんも
不安げな表情。
信頼できる人とそうじゃない人が
わかってるんだね。

運良く
次が降りる駅だった。
メガネおばちゃんは
「もっと早く出会いたかった。」と
名残惜しそうに
せいちゃんを見つめていた。。。

毎週 この2時間の小旅行を
私は楽しんでいる。
(今回はかなり
パンチの効いた出会いだったけどね。笑)


せいちゃんが生まれる前は
電車の中で子どもが泣いていると
助けてあげたいけど
何してあげたらいいのかなぁと
思っていたけど
いまならわかる。


「そこで座って笑いかけて下さるだけで、この子は喜びます!
それで十分ですよ〜」

とっさに
メガネおばちゃんに言ったんだけど、
いつもそれは心から思っていること。


知らない人たちが
笑いかけてくれたことで
せいちゃんが喜んで
私がどれだけ助けられてきたか。
(もちろん、おしゃべりも嬉しいです!)


そのおかげで、
2時間の小旅行が楽しめるようになりました。


子ども泣いたらどうしてもあげたらいいんだろ。
心の中でそう思ってる人はたくさんいると思う。

そんな時は笑いかけてあげて下さい。 あなたの笑顔に助けられている
ママやパパがいます^^

あっ、くれぐれも
「お相撲しよう」とか言わないで下さいね。笑

あなたの笑顔にありがとう^^








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