小川町が大好きです
【妹のオグマイです】
徒然なるままに、綴ります。
横浜の実家からの帰り道。
ベビーカーで東横線に乗った。
日曜の夕方
もともと機嫌が良くなかったせいちゃんは、あまりの人の多さに、
さらにぐずってしまった。
久しぶりの満員電車に
私も少し心細くなっていた。
途中で、小学4、5年生位の男の子が乗ってきた。
私を見るなり小声で「邪魔なんだよ」と呟いた。
そのタイミングで、
せいちゃんが泣き始めてしまい、
さらに「うるせーんだよ」
強めと男の子は呟いた。
世の中は
こんなにイルミネーションで
キラキラしているのに(小川町はそんなにキラキラしていないけど)
なんでこの子は、こんなことを
言うんだろ。
悲しかった。
小学生の子が、赤ちゃんの存在に
イラつくくらい余裕がないなんて。
何がこの子に、こんなことを
言わせてしまったんだろ。
とにかく悲しくて涙が出て
私は
「ごめんなさい」
と一言いうのが、やっとだった。
それ以来
小学生と関わるのが
ちょっと怖くなっていた。
そんな矢先
せいちゃんの保育園で忘年会があり、
小学生の子どもたちがいた。
最近のせいちゃんは
おにーちゃんたちをみると
一緒に遊びたくなってしまい
結果的にジャマしちゃって
嫌がられるということを
度々繰り返していた。
飲み物のびんの蓋を
おはじきのように使ってゲームをする
おにーちゃんたち。
きれいに並んだびんの蓋に
せいちゃんの目は爛々とし
一瞬のうちに蓋は
小さな手に巻き散らされた。
「やめてよ。あっちいってよ。」
と声を荒げるかと思ったら
おにーちゃんたちは
平然として何もなかったように
びんの蓋を並べる。
懲りずに
せいちゃんが巻き散らかす。
おにーちゃんたちは
せいちゃんが手を出しても
自由にやらせてくれて
全く手を出さなかった。
むしろ待てなかったのは私の方で
ジャマしてごめんねーと
退散してしまった。
他にも、
せいちゃんが小学生のおねーちゃんの洋服にお醤油をかけてしまって
私が
「どぇー!!!」ってなってると
「いいよいいよ気にしないで〜」
と笑顔で言い
そのまま、せいちゃんと遊んでくれた。
最初のうちは
お魚くわえたどら猫を追いかけるが如く、せいちゃんを追いかけ回したけど、
最後の方は、気が付いたらおにーちゃんおねーちゃんが、抱っこしてくれていた。
(そして、スマホやゲーム機で
遊んでいる子はいなかった。
なんか新鮮だったな。)
彼らの中では
これが赤ちゃんへのいつも通りの
関わり方なんだ。
赤ちゃんに触れ合っているからか
赤ちゃんがどういうものか
なんとなくわかってて
ジャマされたとか苛立つような気持ちが
そこまで芽生えないのかもしれない。
これが
小川町の子なんだなぁ。
なんか安心して涙が出そうになった。
涙腺が緩いなぁ。
小川町は少子高齢化で
2018年度の
出生数は
合計特殊出生率は1.00にも満たなかった。
6園ある保育園のうち
1園の閉鎖が決まっている。
これから10年の間に、
小学校や中学校の統廃合が行われる。
せいちゃんが小学校に入学する頃の
小川町の景色が見えてこない。
いろいろな課題があって
『子育てしやすい町』とは
一概には言えない。
でも、私は
この町で子どもを育てていきたいと
強く思った。
子どもが赤ちゃんと
自然と遊んでくれる。
そんな小川町が大好きです^_^
もう、2019年も終わりですね。
なかなかブログ更新できなかったけど、
相変わらず、夫は手強いけど
2人でいたずら小僧の息子を
溺愛して、幸せに暮らしています!
2020年も
細々とブログを更新するので、
おヒマでしたら
またお立ち寄り下さいませ!
では、みなさま
よいお年を〜!
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